台本が完成し、いよいよ台本を使った練習が始まりました。
台本の段階では想像がつかなかった動きや段取りがついていきます。
台本と演出の田中遊さん特有の台詞使いも随所に見られ、台詞を数人が同時に言ったり、何人かで分担して話したりと、段取りはなかなか大変です。「台詞を覚えないと、稽古が進まないので覚えて下さい!」と演出家から注文が出ます。皆さんの努力に期待したい所です。
来週は久しぶりに交流会(飲み会)があります。本格的な稽古始まったのを機に、皆で飲みに行って気持ちを盛り上げようというところでしょうか。
ちなみに、昔演劇の先輩から稽古始めに飲みに行くのを「うちいり」と言うのだと教えてもらいました。終演後に飲みに行く「打ち上げ」は一般的ですが、「うちいり」はもしかすると先輩のいた劇団だけかもしれません。ちなみに、稽古半ばに飲みに行くのは「なかいり」だそうです(これも一般的かどうかは知りません)。最初に「さあやるぜ!!(うちいるぜ!)」と気持ちを高ぶらせて、途中疲れて来た頃に「休憩(中入り)して」、公演終わりで「ぱーっと盛り上がる」。飲みに行きたいと思う役者の心持ちをうまく表現してる気がします。
ついでに、京都の言葉では打ち上げは「足洗い」といいます。(京都では一般的です。)「打ち上げ」よりはるかにテンションが低いですね。祭りのあとに、さっと日常生活にもどる意識が感じられ、「大人の言葉だなあ」と思うのは私だけでしょうか。
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